日本とドイツの幸せの価値観

海外生活

日本の幸福度が低いのはなぜ?

ドイツで暮らし始めて、私がまず感じたことは日本は本当に便利で豊かで恵まれた国だということです。

安全で清潔で丁寧で食事がおいしく、パスポートも最強。

世界的に見ても日本はかなり裕福な国です。

それなのに、なぜ日本の幸福度は低いのでしょうか?

一方で、ドイツは質素で倹約的な生活をしているのになぜ幸福度が高いのでしょうか?

その理由は、幸せの価値観の違いにありました。

幸せの価値観の違い

日本:物質的豊かさ

日本人は消費を娯楽とし、物質的豊かさを得ることで幸せを感じる人が多いのではないでしょうか?

例えば、

  • 好きなものを買う
  • 美味しいものを食べる

私も日本では、毎日のようにショッピングを楽しんでいました。

おしゃれをして友人と会い、おいしいものを食べたりおしゃべりをすることも大好きでした。

ドイツ:精神的豊かさ

一方で、ドイツ人は自然を娯楽とし、精神的豊かさを得ることで幸せを感じています。

例えば、

  • 家族や友達と過ごす
  • 自然に触れる

ドイツは冬になると日照時間が激減するため、できるときにできるだけ太陽の光を浴びて自然の中で過ごすことを重視しています。

また、ドイツでは日曜日はお店を閉めないといけない法律があるので、家でのんびりしたりホームパーティーやBBQなどをして週末を家族や友達と過ごすことができます。

がんばりすぎない、ほどほどな暮らし

私は日本の幸せの価値観もドイツの幸せの価値観も理解できるので、どちらが良いとか悪いとかを言うつもりはありません。

ただ、物質的豊かさは人と比較することができ上には上がいるので、たまに疲れてしまうことはありませんか?

もし日本の幸せの価値観に疲れてしまった方は、視点を変えてドイツの幸せの価値観で生きてみてほしいのです。

ドイツ人のように、精神的な豊かさに焦点を当てると「自分は案外幸せなのかも!」と思えるかもしれません。

物質的にそれほど豊かでなくても、太陽の光を浴びて自然に触れ、家族や友人と一緒に過ごし、「がんばりすぎない、ほどほどな暮らし」をすることは十分可能です。

ぜひドイツ流で自分を満たしてあげてみてください。

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